みゆき物語 第一話(悪魔の契約)顏にこだわる理由 私は絶対いや。 

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みゆきのもの語り
 
 

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第一幕  契約の日
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昔々美雪の国がありました。


どこのお店も買い物は無料。


おいしいものもたくさんあります。




きれいな着物を着てすごし、

一年中が楽しいお祭りです。

 

ときどき美しい雪が降るので、
美雪の国と名付けられました。










暗雲がたちこめる

でもこの国には、運命の日がありました。





人々が幸せに暮らせるのには、
こわい理由がありました。


悪魔と契約を結んでいたのです。











 契約の日には
「綺麗な顔の小姐」を ひとり、


 
悪魔に差し出さなければなりません。


 




ママは一人悩みの日々




どうしよう。

「うちのお店の小姐は、みんな
   きれいなのよ。」











しかたがありません。


公平に決めます。


「 しょうがないじゃん。 都好美
 うちら みんなかわいいし。」

 


「 じゃんけん! ぽん!」




代表を決めるじゃんけんは3日三晩続いたという







ゆうゆ がゆくことになりました。


「 いや~! 絶対いや。 真的!不行!
 わたしは好きなお客さんがいるから。」





乙女の抵抗として、
「 顔を綺麗じゃなければいい!」


と、 塗り固めてしまいました。 


ゆうゆはその美貌を惜しげもなく

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 ドン!ドン!


さー 休憩だよー


粋なねえさんパコネペコン

ちょいと そこのおにいさん。

 いきだねー。

 

  

 

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第二幕  機転
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せっかく決めたのに、
  選ばれたゆうゆは、


綺麗でなくなってしまいました。





最近おいしいもの食べすぎたかも


 どうしよう。


 あー おなか痛い。

 



契約の日には悪魔がやってくる


 そうだ!!


 悪魔は目が悪かった。

 

 前にきたとき、私よりお客さんの方が


綺麗て言って、連れてったっけ。


 


イカにかわってもらえればイカス マーイーカ


 そうして、契約の日にはイカを顔にして


悪魔に食べてもらいました。





悪魔は、とても綺麗だと言って、
  喜んでいました。

 

<おわり>










 

なるほど~
 それで、このブログでは顔がよく出てくるんだー
 

美雪ママ
 今頃わかったの?
 これは試験に出ますから。

 

 

 

チャイナパブ「ラウンジ ビューティー」
クラブみゆき 新橋

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